2005-04-20 第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第6号
一つは、先ほど申しましたように、実は今の社会保障制度というのは、ある程度の人口の、緩やかに減少するにしても、人口の状況と経済の成長というものを基に多く日本の場合も西欧諸国も福祉国家として発展してきたわけでございまして、社会保障の基礎というのは、実は社会保障内部の制度設計の在り方ではなくて、正に人口と経済という二つの社会保障を支える言わば土台をどうするかということをまず議論しなければいけないのだというふうに
一つは、先ほど申しましたように、実は今の社会保障制度というのは、ある程度の人口の、緩やかに減少するにしても、人口の状況と経済の成長というものを基に多く日本の場合も西欧諸国も福祉国家として発展してきたわけでございまして、社会保障の基礎というのは、実は社会保障内部の制度設計の在り方ではなくて、正に人口と経済という二つの社会保障を支える言わば土台をどうするかということをまず議論しなければいけないのだというふうに
年金、医療、福祉という社会保障内部での相互の連携にとどまらず、雇用や税制などの隣接分野とも有機的な連携を確保しつつ課題に総合的に対応するという観点を重視した効率的な制度運営が求められます。 以上の観点から、提案されています年金改正についてコメントさせていただきたいと思います。 全体的な評価としては、まず第一に、合意形成の努力を高く評価したいと思います。
以上、社会保障と社会開発、あるいは社会保障内部の不均衡というものを指摘しましたけれども、第三点として、政策上の混乱というものは、やはり社会開発自体にも私は見られるのじゃないかという点であります。それは、ただいま中村先生からも御指摘になった点でありますけれども、やはり利子補給制度というものは気になる点であります。